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WEBデザイナーが転職するときのポイントは?準備すること・収入アップの方法なども紹介

この記事を書いている人

mayu(25歳)ウィンタースポーツ・メンタルヘルス・旅行などのジャンルをメインに活動中のフリーライター。

WEBサイトの制作などを行なうWEBデザイナーは、多様な働き方があり、パソコンひとつで仕事ができるとあって人気の職業です。

未経験からWEBデザイナーを目指すことも可能で、転職時の選択肢も豊富であるため、自分に合った働き方を見つけやすい仕事でもあります。

今回は、 WEBデザイナーが転職するときのポイントや準備すべきこと、そして収入をアップさせる方法などをご紹介します。

WEBデザイナーの平均収入

WEBデザイナーを目指す、あるいは転職を考えている場合に気になるのが「どのくらい稼げるの?」ということ。

WEBデザイナーの平均収入は全国平均で432.8万円(※)と、一般職と比較すると高めの傾向にあります。

(※)職業情報提供サイト(日本版O-NET)調べ

しかし、WEBデザイナーの収入は雇用形態や経験、持っているスキルや勤務先などによってかなり幅があるため、必ずしもこの値とは限りません。

また、会社に就職する、独立するといった働き方の選択肢が多いぶん、選ぶ働き方によって収入にも差が出てきます。

いずれにせよスキルが収入に直結しやすい職業であることから、デザイン技術を常に追求していくことが求められるでしょう。

働き方による収入の違い

WEBデザイナーは雇用形態によって収入に違いがあったり、同じ雇用形態でも会社によって収入が違ったりします。

ここからは、働き方によるWEBデザイナーの収入の違いについて説明していきます。

正社員(制作会社)

求人サイトなどを参考にすると、クライアントのWEBサイト制作などを請け負うWEB制作会社の平均収入は年間約300〜400万円であることが多いようです。

そして「PhotoshopのほかにIllustratorが使える」など、持っているスキルが多いほど金額が上がる傾向にあり、なかには年間で500万円以上を稼ぐケースもあります。

クライアントの納期によっては残業が続くこともありますが、社内にはデザインのプロばかり在籍しているので、 実務経験を積んだり、情報交換をするにはピッタリの環境です。

正社員(インハウスデザイナー)

WEBデザイナーには、自社で商品やサービスを提供していたり、WEBメディアを運営していたりする会社のデザインを担当する働き方(=インハウスデザイナー)もあります。

インハウスデザイナーの給与は企業の給与形態に準じるため、収入が比較的高めで転職先としても人気です。

大手企業であれば金額が上がりやすく、なかには入社初年度から年収500万円以上という企業もあります。

選択する企業や自身が持つスキルによって収入が変わるため、求人情報をよく比較・検討するのが望ましいです。

独立・フリーランス

正社員でも収入に幅があるのがWEBデザイナーの特徴ですが、独立・フリーランスで働く場合だとその幅はさらに広がります。

年間約1000万円以上稼ぐことも可能ですが、仕事がなかなか増えず会社員時代よりも収入が下がったというデザイナーさんがいることも事実です。

このように、WEBデザイン経験をある程度積んでいたとしても、仕事を獲得する営業力がなければ収入はなかなか上がりません。

軌道に乗るまでは正社員よりも収入が低い可能性もありますが、反対にスキルと営業力があれば大幅な収入アップが見込めるのも独立における魅力です。

転職前にやっておくべきこと

転職を考え始めたら、まずは準備だけでも始めておくのがおすすめです。

特に以下のことは、転職前に済ませておくのが望ましいといえます。

自分が持つ知識を深める

WEBデザイナーの転職活動は、自分の持っているスキルが高いほど有利に進められます。

したがって、今までの業務を通して蓄えてきた知識を、転職活動前によりいっそう深めることが大切です。

どの働き方を選ぶにしても、 求められるのはクライアントの要望を汲み取り、期待以上の成果をあげるデザイナーです。

だからこそ、あらゆるシチュエーションを考慮し、プロとして最適な提案ができるように備えておきましょう。

具体的には「自分の強みはなにか」を洗い出し、付加価値を高めることです。

デザイン制作やコーディングを追求することはもちろん、同時にマーケティングや営業など、ほかに得意とするスキルも磨くことで仕事の幅はより広がるでしょう。

ポートフォリオを制作する

ポートフォリオは、 応募先の企業に実績やスキルを提示できる最適な方法です。

したがって転職活動を始める前に、これまで制作した作品をポートフォリオにまとめておきましょう。

特にWEBデザイナーのポートフォリオは、企業の採用はもちろん、独立などをした場合の仕事の受注をも左右しかねない重要なツールです。

だからこそ、これまで培ってきた実績や担ってきた業務内容などを含め、あなたの魅力が伝わるポートフォリオを時間をかけて作り込みましょう。

WEBデザイナーが収入をアップさせるには

WEBデザイナーの収入は平均値を出すのが難しいほど幅広いこともあって、なるべくいい環境で仕事を続けていきたいと思うのが普通です。

そのようなときに取り組むべきことは、やはり「スキルの向上」に尽きるでしょう。

WEBデザイナーはスキルの高さが収入に直結しやすい職業であるぶん、できることが多かったり、より高度な技術を持っていたりすることは働く際の強みになります。

具体的には、Adobe系のソフトのなかでPhotoshopやXDのほかにIllustratorが使えたり、UIデザインの知識やマーケティング知識を持っていたりと、あらゆる業務に対応できるよう経験を積むのが大切です。

そして独立を考えている場合には、スキルの向上にプラスして、「営業力の強化」や「提案力」などが必要となります。

番外編:転職ではなく独立する選択肢もあり

ある程度会社で実務経験・実績が付いてきたら、転職のほかに独立するというのも選択肢のひとつです。

WEBデザイナーは基本的にパソコンがあれば仕事ができるので、時間や場所に縛られない働き方を選択する方も多くいます。

独立すると仕事内容が自由に選べるので、自分の強みを生かした分野に絞ったり、興味がある分野にチャレンジしたりできるのが魅力です。

とはいえ、会社のように仕事が自然に来ることはなく、自分自身で営業をして案件を獲得しなければなりません。

自由な反面、自分の営業次第で収入が左右されるということは肝に銘じておきましょう。

まとめ

この記事では、WEBデザイナーが転職するときのポイントや準備すべきこと、そして収入をアップさせる方法などをご紹介しました。

WEBデザイナーは未経験から目指すことも可能で、働き方や収入もかなり幅が広いので、自分に合った働き方を見つけやすい職業です。

そしてスキルが収入に直結する職業だからこそ、スキルを磨くほど転職活動を有利に進められる傾向にあります。

少しでも自分に合った環境で仕事ができるよう、募集企業を吟味しつつ、持っているスキルを更に深めることにも取り組んでみてください。

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