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#WEBデザイン
WEBデザイナーは未経験でもなれる?仕事内容や準備するもの、勉強方法などをご紹介
この記事を書いている人
mayu(25歳)ウィンタースポーツ・メンタルヘルス・旅行などのジャンルをメインに活動中のフリーライター。
WEBサイトなどを制作する職業「WEBデザイナー」は、ITの発展とともに需要が増加している注目の職業です。
専門的な知識が必要なぶん、未経験だとハードルが高いと感じることもありますが、取得が必須な資格がないため、 未経験からWEBデザイナーになることも十分に可能です。
今回は、未経験からWEBデザイナーになるまでの方法や、準備するものなどについてご紹介します。
未経験でもWEBデザイナーになれる
現在、あなたがWEBデザイン未経験だとしても、自身に合った方法できちんと勉強を積めばWEBデザイナーになることは十分に可能です。
専門的な知識が必要ではあるものの、 参考書や専門のスクールなどが充実しているほか、ネットにも情報がたくさん載っているため、トライしやすい環境は比較的整っています。
そして最低限のスキルが身についたら、正社員やフリーランスなどの働き方で実務経験を積み、スキルアップしていくのが一般的な流れです。
とはいえ、企業のなかには「未経験でも歓迎」と記載しているところもあります。
しかしこの場合、 「知識すらない未経験」ではなく「最低限の知識はあるけど、実務経験がない状態」を指すことが多いです。
したがって、いずれにせよ最低限のデザインスキルは自身で身につける必要があります。
WEBデザイナーの仕事内容
スキルさえ身に付けられれば、時間や場所を問わずにパソコン1つで働けるWEBデザイナー。
コロナ禍の影響も受けにくく、結婚・出産といったライフイベントによる働き方の変化にも柔軟に対応しやすいため、 女性にもおすすめの職業です。
ここでは、WEBデザイナーはどんなことをする仕事なのか、そしてどんなスキルが必要なのかをご紹介します。
主な仕事内容
WEBデザイナーの仕事は多岐にわたりますが、主な業務はグラフィックソフトなどを使用した 「WEBサイト&バナー(広告画像)のデザイン」と、デザインをもとにプログラミング言語を用いてWEBサイトを構築する「コーディング」です。
クライアントがどんなWEBサイトを求めているかを明確にし、それをもとにデザインやコーディングを行なっていきます。
なかには、コーディングを専門のコーダーに任せるケースもありますが、将来的にフリーランスとして働くところを目指すのであれば、1人で完結できるスキルを身に付けたほうが選択肢が広がるでしょう。
したがって、1つのWEBサイトにかかる工程を理解し、自身の力だけで制作できたらWEBデザイナーとして仕事ができる段階にあるといえます。
必要なスキル
WEBデザイナーに必要なスキルには、主に以下の3つが挙げられます。
✅プログラミングスキル
✅デザインスキル
✅SEO対策スキル
少し詳しくみていきましょう。
コーディングスキル
プログラミング言語を使い、 WEBサイトを構築する際に必要なのが「コーディングスキル」です。
使われているプログラミング言語はいくつかありますが、最もよく使われるのがHTMLとCSS。
HTMLはWEBサイトの内容を構築し、CSSはWEBサイトのスタイルを指定する言語になります。
未経験から勉強を始める際にも、WEBサイトの仕組みを先に理解してからデザインの勉強を進めたほうがわかりやすいので、まずはコーディングから勉強するのがおすすめです。
デザインスキル
WEBデザイナーというだけあって、当然ながらデザインスキルも必要です。
主にAdobeのPhotoshopやXD、Illustratorなどのソフトを使ってクライアントが求めるデザインを形にしていきます。
ユーザーの目に最もよく触れる大切な要素のひとつですので、見やすく、成果に繋がりやすいデザインを施せるスキルを日頃から磨きましょう。
SEO知識
いずれサイトを制作する段階になったときには、デザインとコーディングのほかにSEOの知識も求められます。
クライアントはデザインそのものに加えて、より多くアクセスが集まり、売上に繋がるサイトを必要としているからです。
したがって、ヒアリングの時点で検索を想定したデザインを提案できるデザイナーであることで、即戦力として活躍しやすくなります。
デザインの勉強を始める前に用意するもの
WEBデザインの勉強を始めるにあたって、以下の2つを用意すればすぐにでも勉強を始められます。
はじめからプロが使うようなものを用意してもいいかもしれませんが、 無料で最低限の機能を備えたものも充実していますので、費用をかけずに勉強することも可能です。
画像編集ソフト
まずは、デザインをつくるときに必要な画像編集ソフトです。
代表的なソフトにはAdobeのPhotoshopやXDがあり、ロゴやバナー、アイキャッチ画像などの制作物に活用できます。
WEBデザイナーとして仕事をするようになると、さまざまな場面で利用する機会がありますので、早い段階でマスターしておくのがおすすめです。
テキストエディタ
そして、コーディングをするために必要なテキストエディタです。
パソコンにデフォルトで搭載されているメモ帳などでもプログラムは書けますが、コーディングのために開発された専用のエディタには、それぞれ便利な機能が付いています。
したがって、未経験から始める場合にも専用のエディタを用意するのがおすすめです。
初心者におすすめの無料エディタ&画像編集ソフト
デザインの勉強に必要なソフトは、有料となると高価なものが多く、未経験だと少しハードルが高いかもしれません。
しかし、 デザイン関連のソフトのなかには、無料でも高クオリティなものもあります。
「あまり費用をかけずに勉強したい」という場合、まずは無料ソフトで勉強を始めてみましょう。ここでは、おすすめの無料ソフトを紹介します。
初心者向け無料テキストエディタ
AtomはGitHubが開発した、初心者でも使いやすい無料のエディタです。
文字を入力すると、該当するタグを予測変換してくれる機能などが付いているほか、日本語にも対応しているので使いやすいのが特徴です。
さらに拡張機能によるカスタマイズ性の高さも魅力。無料なのに高クオリティで、上級者にも愛されています。
初心者向け無料画像編集ソフト
無料ながら、Photoshop並の本格的な作業にも対応している画像編集ソフトです。
日本語に対応していて初心者でも使いやすいのにも関わらず、拡張機能も豊富でプロにも愛されるほどの高いクオリティを誇ります。
無料ソフトならGimpといえるくらい定番で、解説本も出版されているので、勉強もスムーズに進むはずです。
未経験からWEBデザイナーになるまでの流れ
未経験からWEBデザイナーになるには、いくつかの方法があります。
ここでは主に考えられるWEBデザインの勉強法をご紹介します。
独学で勉強する
まずは参考書などを購入し、独学でスキルを身につける方法です。
仕事をしながら自分のペースで勉強を進められるほか、費用もそれほどかからないので続けやすいというメリットがあります。
しかしそのぶん、モチベーションの維持などが課題になることも。さらに、 困ったときに気軽に聞ける人が近くにいないと、挫折する可能性も高くなります。
したがって、独学の場合は空いた時間を有効に活用して勉強を進めつつ、オンライン上でもいいので同じくデザインを勉強する仲間をつくるといいかもしれませんね。
スクールに通う
つぎに、専門のスクールに通ってスキルを身につける方法です。
必要な知識だけを専門の講師から学べるほか、一緒に通う仲間と助け合いながら勉強を進められるメリットがあります。
しかし、そのぶん費用が高額になるほか、会社勤めをしている社会人の場合は時間の制約も大きくなります。
こういった場合、 独学とスクールの中間に位置する「オンラインスクール」で学ぶという方法を検討するのもおすすめです。
まとめ
この記事ではWEBデザイナーの主な仕事内容や求められるスキル、そして未経験からWEBデザインの勉強を始めるときに必要なものや勉強方法などをご紹介しました。
専門知識が必要なぶんハードルが高そうにも感じますが、資格がいらないぶん、未経験からでも十分にWEBデザイナーを目指すことができます。
自分にあった勉強方法を見つけ、スキルが身につけば、正社員はもちろんフリーランスとして自由に働くことも可能です。
そして無料ソフトなどを活用すれば、まとまった費用がなくても勉強を始められます。
興味があるならば、ぜひすぐにでもトライしてみてくださいね。