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いいLPデザインの共通点は?参考にしたいまとめサイトも紹介

この記事を書いている人
mayu(25歳)ウィンタースポーツ・メンタルヘルス・旅行などのジャンルをメインに活動中のフリーライター。
商品の購入や申込みなど、ユーザーを特定の行動(=コンバージョン)に誘導させることに特化した縦長のページをLP(ランディングページ)といいます。
なかでもコンバージョンに繋がりやすいLPデザインには、いくつかの共通点があることをご存知でしょうか。
この記事ではいいLPデザインの共通点や、デザインを制作するうえで意識すべきこと、そして参考になるLPデザインをまとめたギャラリーサイトをご紹介します。
h2:いいLPデザインの共通点
ユーザーの印象に残りやすいLPには、以下のような共通点があります。
✅ユーザーの思考の流れに合わせた構成
✅ターゲットと伝えたいことが明確
✅見やすい・動線がわかりやすいデザイン
✅PC、スマホ、タブレットなど、あらゆるデバイスに対応している
これらの要素を意識してLPをデザインすることで、コンバージョンにも繋がりやすくなります。
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
ユーザーの思考の流れに合わせた構成
反応が高く印象に残りやすいLPは、通販番組のセールストークのように構成されていることが多いです。
たとえば、以下のような流れはLPの構成としてよく使われます。
①インパクトのあるキャッチコピーでユーザーの興味を引く。
②商品・サービスの説明をし、ユーザーにもたらすメリットを理解してもらう。
③利用者の体験談を通じてこの商品・サービスを利用したあとの未来を想像させる。
④Q&Aコーナーを設け、購入・申し込みに迷っているユーザーをフォロー。
⑤ボタンから購入・申し込みページに誘導する。
通販番組も視聴者の興味を引くために、テレビを見た人がどういう思考の流れを辿るかに合わせ、内容をつくっています。
LPも同様に、ユーザーが次にどういう反応をするか予想し、違和感なく読み進められるように構成することがコンバージョンに繋がるのです。
ターゲットと伝えたいことが明確
サイトに来てほしいターゲットや、達成したい目標を設定すると、制作するサイトのデザインが目標(=コンバージョン)に沿ったものになります。
「◯◯代の働く女性」「毎月〇〇PV」「申し込み〇〇件」などと具体的なターゲットやゴールを設定し、それに沿った設計を行なうようにしましょう。
ターゲットや目標を何も設定していない場合と比べると、公開後のコンバージョンにも差がつくはずです。
見やすい・動線がわかりやすいデザイン
LPは見た目の美しさだけでなく、 ページ全体の見やすさや、動線のわかりやすさも求められます。
つまりLPデザインではかっこいい・おしゃれといった見た目のインパクトと、ユーザーを途中で離脱させず、目的の行動まで誘導することの両立が大切です。
購入ボタン、申し込みページなどの目的地へと辿り着けないサイトに対して、ユーザーがストレスを抱いてしまうのも想像に難くありません。
たとえばLPの場合、
✅見やすい配色や文字の大きさ、文字数である
✅購入ボタンの位置や見た目がわかりやすい
✅名前・住所など入力必須の項目が少ない
などの要素を取り入れ、見やすさ・わかりやすさを向上させています。
PC・スマホ・タブレットなどのデバイスに対応
PC・スマホ・タブレットなど、さまざまなデバイスに対応していることを「マルチデバイス対応」といいます。
表示するデバイスに合わせてLPのレイアウトを変更し、表示させるように設計することは必須の対応です。
PC用のページをスマホで閲覧したり、スマホ用のサイトをPCで閲覧したりすると違和感が生まれ、この違和感がページからの離脱に繋がることもあるので注意しましょう。
印象に残るLPを制作するには
コンバージョンを左右しかねないLPのデザインスキルは、いくつかの方法によって向上させることが可能です。
ここでは、優れたLPをデザインするために効果的で、なおかつ代表的な方法を紹介します。
優れたLPデザインを参考にする
LP制作におけるデザインスキルを磨くには、 「売れているデザイン」を知ることが1番の近道です。
コンバージョンが高い人気サイトをチェックし、「なぜこのデザインが効果的なのか」を徹底的に観察することで、少しずつヒントが見えてきます。
かっこいい・おしゃれという要素だけでなく、商品・サービスの魅力を伝え、ユーザーの行動を促しやすいLPを制作するためにも、優れたデザインを日頃からチェックしましょう。
とにかく数をこなす
優れたLPデザインを見つけたら、それらを実際につくってみる(=モデリング)という練習も効果的です。
「このデザインはどのように作られているか?」を、実際に手を動かして追求することで、デザインにおける経験値を上げることができます。
練習用に模写したデザインをそのまま制作物に使用するのはNGですが、数をこなすうちに自身のレパートリーが増え、実際の業務にも技術を活かせるようになるのです。
LPデザインの参考になるギャラリーサイト
売れているLPデザインや、現在トレンドになっているLPデザインは、それらをまとめたギャラリーサイトでチェックすることが可能です。
ここでは、参考になるLPデザインがまとめられたおすすめのギャラリーサイトをご紹介します。
LP アーカイブ
「LPアーカイブ」は、22,000点以上のLPデザインが集められた国内最大級のギャラリーサイトです。
このサイトを見ればひととおりのLPデザインがある、といっても過言ではない掲載数が魅力のひとつ。
さらに掲載しているLPの並べ替え表示機能やカテゴリの豊富さ、検索のしさすさなど、デザイナーのニーズを反映した便利さも特徴です。
ランディングページ集めました。
「ランディングページ集めました。」は、2009年から運営されている老舗のギャラリーサイトです。
カテゴリごとの検索はもちろん、掲載年月による絞り込みも可能なため、トレンドのデザインをチェックするのに向いています。
また、新しいLPデザインが更新されたらTwitterでお知らせしてくれるのも、便利なポイントです。
Web Design Clip [L]
「Web Design Clip [L]」は、スタイリッシュなLPデザインが集められたギャラリーサイトです。
ギャラリーサイト自体もシンプルで使いやすく、カテゴリごとの検索に加え、テイストやパーツ(ボタンなど)による絞り込みも可能となっています。
さらに、LPデザインをクリックすると、詳細ページなどを挟まずに掲載元へアクセスできるスムーズさも魅力です。
まとめ
この記事では、LPのデザインにおいて意識すべきポイントや、参考になるLPを集めたおすすめのギャラリーサイトをご紹介しました。
LP制作にあまり慣れていない段階では、これらのサイトで使われるテクニックを取り入れ、制作を進めていくことがおすすめです。
コンバージョンに繋がりやすいデザインを参考にしながら、素敵なLPを制作してください。