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#WEBデザイン
WEBデザイナーが独立するには?メリットや必要なもの、向いている性格などをご紹介
この記事を書いている人
mayu(25歳)ウィンタースポーツ・メンタルヘルス・旅行などのジャンルをメインに活動中のフリーライター。
WEBデザイナーとして独立することを考えたら、まずは 独立後に困らないよう、できることから準備を進めておくのがおすすめです。
この記事では、WEBデザイナーが独立するにあたって準備すべきことや、独立後に求められるスキル、さらに独立に向いている性格などをご紹介します。
WEBデザイナーが独立するにはどうすればいい?
時間や場所を問わず、パソコン1つで仕事ができる職業の1つであるWEBデザイナー。
在宅での仕事も可能であるため、独立しやすい業種として注目度も上昇中です。
しかし、いざ独立するには会社を辞め、手続きを経て開業し、仕事を獲得するために手を尽くさなければなりません。
それにいくら腕のあるデザイナーであっても、独立後は仕事が安定的にもらえるとは限らないのです。
だからこそ、独立前からしっかり準備を整える必要があります。
独立前にやっておくべきこと
会社を辞めたあとは、独立に向けての準備で慌ただしくなるでしょう。
したがって、以下のことは独立前にやっておくのが望ましいといえます。
自分が持つ知識を深める
会社を辞めて独立したあとは、自分が持つスキルがそのまま仕事に繋がります。
したがって、会社での業務を通して蓄えてきた知識を、独立前にさらに深めることが大切です。
クライアントも自分たちの要望を汲み取ってくれて、求めている以上の成果をあげてくれるデザイナーに仕事を頼みたいはず。
だからこそ、あらゆるシチュエーションを考慮し、プロとして最適な提案ができるように備えておきましょう。
具体的には「自分の強みはなにか」を洗い出し、付加価値を高めることです。
デザイン制作やコーディングを追求することはもちろん、同時にマーケティングやコミュニケーションなど、ほかに得意とするスキルも磨くことで仕事の幅はより広がるでしょう。
デザイン業務以外の経験を積む
独立して仕事をする際には、デザイン業務以外にもたくさんやることがあります。
したがって、幅広い業務の経験も独立前に積んでおくのが望ましいです。
たとえば、 クライアントとの打ち合わせや営業、交渉などは、独立したら必ず経験する業務です。
これらの経験がないと、独立してからクライアントとの対応に困ることもあるかもしれません。
本業であるデザイン業務に集中するためにも、 さまざまな役割を会社で経験しておきましょう。
ポートフォリオを制作する
独立後にいつでも仕事を受けられるよう、ポートフォリオを準備し始めましょう。
ポートフォリオはクライアントに実績やスキルを提示できる最適な方法です。
つまり言い方を変えれば、受注を左右しかねない重要なツールでもあるのです。
だからこそ、 これまで培ってきた実績や担ってきた業務内容などを含め、あなたの魅力が伝わるポートフォリオを時間をかけて作り込みましょう。
WEBデザイナーが独立するメリット
WEBデザイナーが独立するメリットには、パソコンがあればいつでもどこでも仕事ができることが挙げられます。
さらに自宅で仕事ができるぶん、通勤時間がなくなるので、時間を有意義に使うことができるのも魅力です。
組織に属さないので、人間関係の煩わしさから開放されるということもメリットですが、何よりも 「仕事を自分で選ぶことができる」というのが最大の魅力ではないでしょうか。
独立したら案件の内容や単価、そして一緒に仕事をするクライアントも、自分が納得したところだけを選んで仕事ができます。
したがって“やりたくないのにやらされている”というストレスがなく、より大きなやりがいを得られるのです。
独立に必要なスキル
WEBデザイナーとして独立する際、デザイン・コーディングスキルに加えて以下のスキルが求められます。
高いデザインセンスとコーディングスキルも大切ですが、それだけで仕事はもらえません。
したがって、独立を視野に入れるようになったら 「仕事をもらうために大切なスキル」も磨くのが望ましいです。
マーケティングスキル
デザインのクオリティと同時に、SEO対策や売上の向上、集客などのマーケティング知識が求められます。
クライアントはデザインそのものに加えて、より多くアクセスが集まり、売上に繋がるサイトを必要としているからです。
したがって、 ヒアリングの時点でマーケティングの要素も考慮したデザインを提案できるデザイナーであることで、即戦力として活躍しやすくなります。
営業スキル
独立をすると、自分で動いて仕事を獲得する必要があります。
したがって企業などに自分を売り込んだり、交流会などに出向いたりする機会もいずれはあるかもしれません。
そのようなときに「この人に仕事を依頼したい」と思ってもらえるよう、 自分ができることや実績、どんな強みがあるかをアピールできる営業スキルが求められます。
また、営業だけでなくクライアントとの打ち合わせなど、独立してからは想像以上にコミュニケーション能力が求められる機会が多いです。
在宅での作業が続くとなかなか人と話す機会に恵まれませんが、独立してからも人と会話をすることを日頃から意識することで、いざというときの営業もスムーズにできるかもしれません。
独立したWEBデザイナ―に求められるもの
WEBデザイナーとして独立したら、デザインの業務だけでなく、幅広い業務に対応できる能力が大切です。
今やWEBサイトはさまざまな役割を持つようになり、より複雑化したため、多くの領域をWEBデザイナーが担うようになりました。
そのため、 デザインの知識に加えてSEO知識やマーケティングなど、プラスアルファの能力があることで活動の幅が広がります。
また、クライアントもコーディングやSEO対策などを1人でカバーできるWEBデザイナーがいれば、その人に案件を一任するはず。
したがって、独立したあとは特定の分野のスペシャリストよりも、幅広い業務に対応できるほうが活躍しやすいのです。
独立に向いている性格
独立したあともうまく仕事を続けられる人には、共通した傾向があります。
とはいえ、当てはまらないから独立が向いていないということではないので、「仕事が苦にならず続けやすい」といった認識で読んでもらえたら幸いです。
セルフマネジメントができる
WEBデザイナーが独立するといつでも、どこでも仕事ができるぶん、1日の時間をどう使うかを徹底して管理しないと仕事が片付きません。
管理できないと1日にメリハリがなくなり、生活リズムが乱れてしまってはいずれ業務にも支障をきたしてしまいます。
自由に使える時間だからこそ、有意義に過ごすためにセルフマネジメントができる人は、独立向きかもしれません。
情報感度が高い
WEBデザインにもトレンドがあり、そのトレンドは日々凄まじいスピードで変化していきます。
したがって、 流行や新しいものを常にキャッチできる情報感度の高さは、WEBデザインにおいて大きな武器です。
仕事を共有する同僚や先輩などがいないぶん、次々に発信される新しい情報を自分で取りに行かなければ、古い市場に取り残されてしまいます。
トレンドを積極的に取り入れ、デザインスキルをアップデートしていくことに抵抗がない人のほうが、現場でも即戦力として活躍しやすいでしょう。
1人で過ごすのが苦にならない
独立して1人で仕事をしていると、 誰とも話さず黙々と仕事をする時間が大半を占めます。
丸1日どころか、1週間だれとも会話をしないで仕事をするなんてことも、環境によっては十分考えられます。
そういった環境を「耐えられない」と感じる場合には、独立向きではないかもしれません。
一方で1人で過ごすのが好き、1人でうまく気分転換できる、といった場合には独立してからも楽しく仕事を続けられるはずです。
まとめ
今回はWEBデザイナーが独立するにあたって準備すべきことや、独立後に求められるスキル、そして独立に向いている性格などをご紹介しました。
WEBデザイナーとして独立すると、デザイン以外のスキルや仕事を獲得するための営業力など、より多くのスキルや能力が求められます。
したがって独立を考えたときには、今回ご紹介したことを参考に準備を進め、独立してから困らないようにしましょう。